自治会通信
私たちのマンションの自治会では、自治会通信を年4回配布している。2回目の原稿をパワフルAさんに依頼されました。題して ”環境部のその後”
大量にプラ資源ゴミの袋が、大量に回収されずに残されててんやわんやになった。その後どうなったかを書いてくださいということでした。
市役所に相談に言ったり、自治会長から管理組合に、管理会社との契約で、ゴミ収集時の立会いをゴミ収集後の後始末まで含めてほしいと要請したなど、対処したことを書き、
”今まで使用して役立っていたものも、いつかは役目を終え、ごみとして処分するときが来ます。
その時は、
人の手をゆだねずに、最後まで自分の責任を持つべきだと思います。たかがゴミの出し方だが、人生の縮図にも見えますね。
と最後に付け加えました。
ゴミの出し方って、人生の縮図みたい
段ボールなどの廃品回収置き場に、個人のゴミを持ち込み、置いていく人が後を絶たない。
子供の長靴、婦人用パンプスが入った袋は、若い母親がしたことかもしれない。中年の男の人も ゴミの出し方がわからんと言って勝手に置いて、去ろうとした。
その人たちは、不要になったものを、ポイと置いておけば、指定の袋を買わずに済むわけです。
そのゴミは誰かが処理してくれますよ。無料でね。自治会環境部が。
私:”そういう人たちが年を取って役に立たなくなった時、ポイ捨てされちゃうかもね。”
とパワフルAAさんにったら、
Aさん:”そんなこと言ったら、 へっへっへって笑われるよ。ゴミなんか誰も気にもしてないよ。だから、不法なゴミの処理は管理会社がするのよ。そうすれば、マンションの価値もあがるでしょ。”
ちょっと意外な答えが返ってきた。
パワフルAさんはしっかりした思想の持ち主だけど、時々私には理解できないことがある。
住民のゴミだしマナーを向上させたいのか、管理会社に始末させたいのか、どっちなのかわからなくなる。
住民全員がゴミ出しのルールを守れば、なんの問題もないと思うのだが、
Aさんは、このゴミ問題が自治会で起こった今がチャンスととらえ、管理組合を、昔、Aさんが行っていたように正常に動くように変えようとしている。つまり、管理組合理事長を辞任させることが第一目標ではないのだろうか。
パワー全開で立ち向かっていくAさん。人を使い、チャンスを拾い集め、わが道を突き進む。政治家向きの人かもしれないなぁ。このころはまだ、パワフルAさんを頼もしい人だと信じてました。