はじめて飛んだよ ちっこい文鳥(9)
ちーちゃんのおうちは段ボールの箱の上に、鳥かごの金網の屋根の部分を乗っけている。
カーペットの上なら滑らないので、ぴょこぴょこ移動できるようになった。羽を杖代わりに這っていたのに、これまた信じられない。
カーペットの部屋へ連れて行って、日光浴しながらhop hop
初飛行というより初浮上
飛んだ?
どこ行ったのちーちゃん
ふわーっと浮いて
姿が消えた
どこどこ? 私視力悪いのよ。近眼 老眼 おまけに飛蚊症
あらら
網戸にしがみついていた。 脚がしっかりしてきた証拠。栄養不足で麻痺していたなんて信じられない。
さしエサ
6:30 10:00 13:30 17:30 21:30
腹ペコ20g 満腹24g
2020/6/16 15thday
翌日またもや舞い上がった。2mくらいかな。
飛ぶと言うより、ふわーっと浮き上がる感じ。
どこに着地するつもり?
その脚で、フローリングに着地するのはまだあぶないよ。
私の頭に着地した。大成功!!!
まだまだ心配で浮上するとおろおろしてしまう。着地失敗で脚を痛めてしまわないかとても心配。
そんなこと”知ったこっちゃねー”と浮上する度にちーちゃんを追いかける。
キャッチするために。
浮上中は障害のある右脚が内側に入り込み、両脚がクロスしてしう。着地がうまくふんばれないからなー。
左手の中でお家探検
と言ってもほとんど私の手の中で過ごしている。
左手はちーちゃんに占領されているから、片手で掃除機をかけている間、部屋を見まわしている。あーここにもお部屋があるんだ。 洗面所ね。ふむふむ。
おかげで、騒音におびえない鳥に育った。先代のごまちゃんは、掃除機をかけるときは、ほかの部屋に避難させたし、花火などの音にはびびってた。
ちーちゃんは、身体はかよわそうだけど、騒音には強いぞ。
つよい部分もあるんだぞ。
つよく育ってね。かわいいちーちゃん。