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23. 家庭内別居中の不倫は 慰謝料請求をできない

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家庭内別居とは、一般的には、夫婦としての関係は破たんしているのに、何らかの理由で離婚せず、また別居をすることもなく同居を続けている夫婦のことを言うそうだ。 家庭内別居についての法律上の定義はないそうだ。

 

夫のメールに”家庭内別居”と言う文字が登場した

 

2018年5月30日

夫のメール

2012年から、ペン子から家庭内別居を始めたのが原因の最初です。以来、荷物の整理ばかりしてカバ男には話も応答しません。

注)ペン子は私、カバ男は夫の名前 荷物の整理とは、リフォーム前と粗大ごみ有料化前に不用品を処分した時のことだと思う。 応答の意味はわかりません。

 

 

浮気の原因は私から始めた家庭内別居だそうだ

家庭内別居というものを始めたつもりはないが、夫との違和感と言うか、温度差は感じていた。

そして、自然と距離を置くようになったが、2012年からだったとはね。

2012年から浮気を始めたんだね。
だからこの年を覚えているんだ。浮気発覚後の話し合いの時にも浮気をしたのは私のせいだと言った。

 

You cannot pin that on me.

私のせいにしないでよ。 (pin on me 罪を私に着せる)



今になってやっと、このメールの意図することがわかった。


夫が浮気を始めた頃、家庭内別居は夫婦関係が破綻していることになる。

家庭内別居中不倫が始まった場合、もともと夫婦関係が破綻している状態で不倫をしても、不貞行為は成立しないことになる。

 


家庭内別居状態で完全に夫婦関係が破綻しているのであれば、不倫されても慰謝料請求できない可能性がある。

つまりね、自分の不倫を正当化して、慰謝料請求をできないようにする証拠のメールだったんだ。

 

夫が浮気を始めた頃、何も知らない私は努力してきましたよ。いい夫婦でいられるよう、夫婦で一緒に行動するよう努めてきましたよ。

 

 

雨の中のハイキングにも付き合ったよね

 

夫に誘われたハイキング。山を登っている時、雨が降ってきたので、引き返したいと言っても聞き入れられず。

結局、濡れた落ち葉ですってんころりん コンクリート製の丸太風階段で腰を思いっ切り強打。


骨折したかと思ったほどの痛みをこらえて、雨傘をつえ代わりに、恐る恐る階段を下った。


夫は手を貸すこともなく、車を駐車場から下山場所まで移動しようともせず。
のんきに私に言った言葉は

『今から温泉にでも行こうか』


歩くのもやっとこさ、トイレもままならぬ状態。温泉ではなく、病院でしょう。休日なのでしょうがないけど。
思いやる気持ちがないのでしょうね。

 

 

地下街のおしゃれなシュークリーム屋さんで

 

夫がシュークリームを1ケ買い、もちろん夫の分だけ。

ショーケースの上の不要レシート入れにポケットから噛んだガムを出して入れた。

そして、むしゃむしゃ歩き食い。 
やめてと言ってもがんとして聞かなかった。 夫の一声 『外人はやっとる。』



ここは日本。あなたは日本人。外人のまねしてどうする。愚かな外人崇拝者?

 

 

徐々に一緒に行動することが苦痛になっていった。

やがて、私はonline英会話のlessonを毎日受け始めた。これが同行を断る言い訳になった。

 


私が家庭内離婚を始めたらしい2012年は次女が大学を卒業した頃だ。
そのころは離婚なんて思いつきもしなかった。


夫は働かないわけでもなし。
暴力を振るわれるわけでもなし。


ただ、一緒にいると常識の違いにいらいらした。

この人ちょっと無理。。。と常に感じた。

 

リストラ後は四六時中在宅

注文がくれば、1日数個発送する仕事。暇な夫はぶらぶら外出しては、呆れるものを買ってきてしまう。 工場用の巨大扇風機には参った。

 

紙類は舞いおどり、騒音ゴーゴー。じゃまで重い。一般家庭でなんの役に立つのだろう。

会話はドルの動きとか、天気。午後から雨だと言いながら、郵便局へ行くと言って出たなり戻ってこない。私は午後から車通勤。でも車がなーい。

 

1日中ガンガン音楽は響きっぱなし。スピーカーは夫がいつ部屋ではなく、私がいるリビングルーム


発送まではリラックス。直前にバタバタ梱包。ペットの小鳥がうろうろするもんなら、はたかれる。

翼が折れたらどうするの?

夫が会社務めをしている時から自由に放鳥されて育った小鳥は踏ん付けられる危険を知らない。

平穏な暮らしが一変してしまったのは私だけではなかった。

 

You can tell a lot about someone by the way they treat their pets.

ペットの扱い方がその人の多くを語る

 

 

車にあるはずの傘がない

車中にある私の仕事道具、雨傘、、日傘とも勝手に車から出されていた。それに気づかず出かけ、あるはずの傘がないため雨にぬれた。

 

なぜ、車から出すのか、出したならなぜ戻しておかないのかと尋ねたら、

『俺の車だ。』

もうこの時点で浮気をしていたはず。

車内におんな物のかさがあってはまずいよね。


ドライブ後、元に戻しとけばいいのに。浮かれて忘れちゃったんだよね。

 

 

気が休まる時がなかった。休みの日ぐらいはひとりになりたかった。


だから、休日は外出してくれて感謝。


ひたすら自分の道を模索していた。


夫を気に掛けずに上手く生きていく方法を。


しかし、夫は浮気という方法を選択した。
失業保険でふところは潤ってたもんね。


”家庭内別居” って夫にとっては最高だったはず。身の回りのことは私にさせ、あとは好き放題! やりたい放題!


まだ失業保険期間中はよかったのだが。期間が終了すると、家計費に圧力をかけられた。

浮気に費やすお金を作るためだったのね。ひどいね。

 

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