3.ディナーに誘う浮気夫の心理
2017年、4月から週末の外泊がはじまった。11月、浮気の証拠を発見。そして別居を提案したところ勝手に出て行けばいいと言われた。そこで、
I 've made a move now. (行動を起こした)
無断外泊
私のメール
頻繫な外泊理由を明確にしてください。
夫のメール
仕事してますよ。飲むことも多いので帰れない。
外泊先と理由を尋ねると訳の分からない返答。
電車に乗れば30分で帰れるはずなんですがね。帰れないほど、どうやって働いてるの?
夫は事務所を借り、ひとりでネットで注文を受けては発送していた。土日はお休み。帰って来れないはずはない。
Don't play dumb!
(とぼけないでよ!)play dumb-ばかな振りをする
突如↓とっぴなメールが飛び込んできた。2017.11.10
Shall we have a dinner tomorrow night? Yakiniku,Chinese etc.食事につき合えばお互いに変わると思う
It was a bold move.
(大胆な行動に出られましたわね。)
浮気発覚したからって、急に外食を誘うなんて。焼肉、中華じゃなくて、フレンチだろうと、料亭だったとしても、結構です。家でひとりで頂いた方がおいしゅうございますので。食事に付き合わせて何を聞き出すつもり?
What is your hidden purpose?
(あなたの魂胆は何?)hidden- 隠された purpose-目的
まず 不貞を働いていることをはっきりさせて下さい。嘘をつく人と食事なんてお話になりません。
You said this same as 5 years ago. It's time to move the next stage. I wanna do date.
難解英文を翻訳してみましょう。私が5年前と同じようにこのことを言ったのですね。
このこととは?別居のことかな?5年前にも別居を提案したかもしれない。
next stage に進むって、一緒に外食ではなくてふつうは離婚のことだよね。
デートしたいって?どう解釈すればいいのでしょう。浮気がばれると妻とデートしたくなるわけ?
お願いだから日本語で書いてくださいよ。
この時はまだつかんだ浮気の証拠の品については伏せていた。
だから外泊先を疑われているぞ。まだまだ言い含めることができるぞ。くらいに見くびっていたのでしょう。あまいな。
証拠品:HOTEL名が入った決定的な証拠品を家に持ち帰りますかね? あますぎ
セコイ癖が仇となり、立派な証拠になってしまいましたね。
減額されている生活費を 約束どおりの金額に戻して下さい。
事業が軌道に乗るまで 協力して欲しいと言うことで減額されたままですが、4月よりホテル宿泊に 旅行などかなりの余裕が見られます。
夫は今まで通り生活費を払うからと、依頼退職を受け、当初は自宅でネット販売をしていた。瞬く間にベッドの周りは仕入れた品の段ボール箱で囲まれた。押し入れも倉庫となった。
更に他の部屋も占領されていく始末。 家の物を整理した先から段ボール箱が詰められていく。
こんなにも仕入れて全部売れるんですかね?
集荷時間(4時)までは家でだらだら過ごす。時間まぎわに、1日数個をバタバタ梱包。ハイお仕事終了。ふらっとどこかへ消える。納得の依頼退職ですわ。
そんな状態に耐え切れず、事務所を借りるよう頼んだが受け入れられず。夫の両親に説得してもらった。
結局、雇用保険の受給期間が切れた後、生活費の減額を要求された。私に渡す生活費以外は全て夫が自由にしていた。事務所賃貸料もそれを圧迫したからだ。
『事業が軌道に乗るまでの間だけ協力してよぉ。』
そう言われて節約してやりくりしてきたのに。
節約したお金が浮気に使われていた
今思えば兆候があった。出掛ける時は玄関で香水を全身に振りかけていたなぁ。思いっきり気合いれて。
耐えらなかったあの匂い。夫にとって初めてのフレグランス。何かと勘違いがあったのでしょう。あれは、男性用のものではないと思うよ。安っぽい、きつい匂いがいつまでも玄関を漂って消えなかった。
周りの人にも、さぞや迷惑だったよね。あれっ?バイク通勤で事務所にはひとりきり。誰の為にシュッシュッしてたのかな?
後に、どう見ても二人分の昼食のレシートが見つかった。平日は昼間に事務所付近で匂いプンプンさせてデートしてたんだ。または、一緒に働いていたかも。
仕事の収支の明細は絶対見せなかったから。
更に夫の部屋には、フレグランスオイルの瓶にスティックが立ててあった。
部屋中に匂いが充満して、私なら窒息してたよ。
香害だ。 その匂いのおかげで夫の部屋の埃、カビ臭さは気付かずにいた。夫が去るまでは。
いきなり匂いまみれになった夫。単なる加齢臭対策ではなかったんだ。変だとは思ったが、でも、まさか50代後半の夫と付き合ってくれる人がいるとは信じられなかった。とてもじゃないけど、もてる人には見えないし、思えない。
お食事おごる+旅行連れてく ➡付き合ってくれる人現る
心から好きな人ができて、お互い愛し合っているならば、正直に話してくれればいいのに。そうしてくれれば、両手ひろげて離婚しましょ!とすんなり終えることができたのに。
You 've opened up a can of worms.
(あなたが収拾のつかない事態を引き起こしちゃったんだよ。/パンドラの箱を開けちゃった。)a can of wormsーぞろぞろ出てくると釣り餌のミミズが入っているカン
この時点なら、すったもんだなく、これほどひどい人だったと知らずに別れることができたのに。残念です。