いさぎよくsingle life ここちよくsimple life 

シングルになって、シンプルな暮らしを充実させる 

バービームーン 部分月食 2021・11・19

ソース画像を表示

                            画像引用:comedydouga.com

 

 

一昨夜、きれいな月に見とれた。

昨夜、お友達が "月がまん丸だよ。明日は月食だよ。”とメールで知らせてくれた。

今夜、と言っても5時ごろ。月が姿を現すのを待った。

 

11月の満月が「ビーバームーン」と呼ばれるのは、アメリカの先住民が防寒のためビーバーの毛皮を得るため、沼地が凍る前のこの時期に、罠を仕掛けたからだそうだ。

 

運よく東向きのベランダから月が見える。ただ、高く昇ると見えなくなるが。カーテンの隙間から、偶然に顔を出すときもある。

 

月は好きだ。太陽よりも好きかもしれない。

 

今夜、姿を現した月はすでに欠けていて、更に左側から消えていった。

窓から覗く。何度も何度も。はじめての月食観察かも。

ブンチョウのちーちゃんは、”いったい何を見てるの❓”と肩に乗って一緒に覗く。

 

双眼鏡を使うと、消えている影の部分も月面がリアルに見えた。

そして球体に見えた。

暗い茶色っぽいオレンジ色。

いつも意味のなく見上げている月と全く別もの。同じひとつの月なのに。

 

ちょっと不気味さがある。

 

そうだ!

 

村上春樹の”1Q84”に出て来た ”もう一つの月”だ

あの月は月食のイメージかもしれない。



その小説を読み終えても、なんだかすっきりしないのはファンタジー小説だから?と思ったら、上下巻と知らずに、先に下巻を読んでいた(>_<)

 

そんなことを思い出している間に、



月はまた下側からおわんのように現れた。寝転がった三日月のように。

 

そして、お腹を膨らませながら、上昇し、窓から姿を消した。