画像引用:comedydouga.com
一昨夜、きれいな月に見とれた。
昨夜、お友達が "月がまん丸だよ。明日は月食だよ。”とメールで知らせてくれた。
今夜、と言っても5時ごろ。月が姿を現すのを待った。
11月の満月が「ビーバームーン」と呼ばれるのは、アメリカの先住民が防寒のためビーバーの毛皮を得るため、沼地が凍る前のこの時期に、罠を仕掛けたからだそうだ。
運よく東向きのベランダから月が見える。ただ、高く昇ると見えなくなるが。カーテンの隙間から、偶然に顔を出すときもある。
月は好きだ。太陽よりも好きかもしれない。
今夜、姿を現した月はすでに欠けていて、更に左側から消えていった。
窓から覗く。何度も何度も。はじめての月食観察かも。
ブンチョウのちーちゃんは、”いったい何を見てるの❓”と肩に乗って一緒に覗く。
双眼鏡を使うと、消えている影の部分も月面がリアルに見えた。
そして球体に見えた。
暗い茶色っぽいオレンジ色。
いつも意味のなく見上げている月と全く別もの。同じひとつの月なのに。
ちょっと不気味さがある。
そうだ!
村上春樹の”1Q84”に出て来た ”もう一つの月”だ
あの月は月食のイメージかもしれない。
その小説を読み終えても、なんだかすっきりしないのはファンタジー小説だから?と思ったら、上下巻と知らずに、先に下巻を読んでいた(>_<)
そんなことを思い出している間に、
月はまた下側からおわんのように現れた。寝転がった三日月のように。
そして、お腹を膨らませながら、上昇し、窓から姿を消した。