ぎっくり腰から13日目。
日にち薬とはよく言ったもので、物につかまらなくても、ひょいひょいと立ったり座ったり出来るようになった。車をバックさせる時に身体をひねると、ちょっと痛いくらいで日常生活に支障はない。
蚊が嫌う香を出すと言うカレンソウを育ち過ぎているのが気になった。夏本番になる前に、引っこ抜いて他のプランターに移植した。
これが、いけなかったのだ。
ぎっくり腰3日目くらいの痛みが再び訪れた。ショック(>_<)
その後は、ヨガマットでごろごろしながら、読書しておとなしく過ごした。
渡辺淳一著 ”愛のごとく”
お馴染みの不倫小説なのだが、今まで愛読してきた彼の作品と違って、主人公の中年男性、その妻、愛人というか恋人のすべてに魅力がない。共感できるとことがない。
男はのらりくらり、家庭と愛人の間を機嫌を取りつつ行ったり来たり。
つねに、財布を気にする。
何か、起きるよね。どんでん返しとか。上巻読み終え、下巻に期待した。
しかし、そのまま終わっちゃった。えっ 終わり????
あまりにも普通すぎませんか?
これが一般的な不倫だろうけど、その辺に転がってるような内容なら小説にする必要もないと思うし、読みたくもない。
小説なんだから、切なさとか、何かキューンと感じさせてよ。
この小説は、若い恋人との関係が5年経ったマンネリ化状態から始まり、
最後までずるずると関係が続き、多分今後も、、、で終わるんだよ!
ずるずる引きずられて、最後まで読まされましたって感じで後味が悪かった。
メインの3人ともが、自分勝手で私の嫌いなタイプだからかな?