2021/7/30 level 8
画像：olympics.com
なぜ、ロシア選手団は自国Rossiaを名乗らず、ROCとして個人参加をしているかと言うと、
2014年ソチ五輪で組織的なドーピング違反があったとして、2016年リオデジャネイロ五輪では陸上競技を中心に参加が認められず、2017年、IOCは、ロシアオリンピック委員会を資格停止し、2018年平昌五輪はのロシア選手団の参加を禁止した。2018年2月にはCAS（スポーツ仲裁裁判所）ロシア選手らの参加申し立てを棄却した。
国ぐるみでドーピングし、更にデータ改ざん、消去もした。これでは、罰を与えられるのは免れない。でも、ドーピングしてない、厳しい基準を満たして潔白を証明できた選手は個人資格での参加が認められている。その選手たちが、東京オリンピックに出場しているわけです。
国家が、選手をドーピングに追い立てるなんて呆れる。選手には、スポーツ精神にのっとり、正々堂々と戦うことを誓わせておいて。
Olympics Explained: What Is the 'ROC'?
ROCとは何なのか？
If you are watching the 2020 Olympics in Tokyo, you will have noticed that the 335 Russian athletes aren’t representing their country.
2020年に東京オリンピックを見たとしたら、335名のロシア選手は彼らの国の代表ではないことに気付いただろう。
Instead, they are competing as part of the ROC, or the Russian Olympic Committee.
ロシアの代わりにROC：ロシアオリンピック委員会：個人資格として競技に参加している。
This is because Russia was banned from officially sending athletes to international games for two years in 2019.
この理由は、ロシアは公式に2年間国際競技に選手を送ることを禁止されたからー2019年に
A 2016 World Anti-Doping Agency (WADA) investigation found that Russia’s own anti-doping agency had worked with other state agencies to cover up cases of athletes using performance-enhancing drugs.
2016年に、世界アンチ-ドーピング機構（アンチドーピング運動推進のため，IOC（国際オリンピック委員会）主導のもと，1999 年に設立。本部モントリオール）の調査でわかったのは、ロシア独自アンチ-ドーピング機関と他の国家機関が共謀したー選手がドラッグを使用したケースを隠すために。
In 2019, WADA was given a database of blood test results from a Russian lab that closed in 2015.
2015年に閉められた、ロシア研究室から血液検査の結果が2019年にＷADAに提出された。
Getting that database was supposed to bring closure to the 2016 scandal, which had stopped many Russian athletes from going to the Rio de Janeiro Olympics.
入手したそのデータは、2016年のスキャンダルー多くのロシア選手のリオのオリンピック出場を停止したーを終幕させるためと思われた。
However, WADA found that some of the information in the database had been changed or deleted/dɪlíːt before it was given to the agency.
しかし、データは改ざんされたか削除されたーその機関に提出する前に。
False emails also tried to incriminate the same lab officials who had been whistleblowers. うそのメールで罪に落としいれようとしたー内部密告していたそ研究室職員を。
Russia denied that the database had been changed, but the Court of Arbitration for Sport (CAS) gave the country two years of punishment — although WADA had wanted four years.
ロシアはデータ改ざんを否定したが、スポーツ関連の仲裁裁判所は、2年間の（出場停止）の罰を与えた。WADAは4年間を望んでいたが。
So at the 2020 Olympics, gold medal winners from Russia will not hear their national anthem, but instead piano music by Tchaikovsky will be played.
だから、2020オリンピックでは、ロシアのメダリストは、国歌を聴くことはないが、チャイコフスキーのピアノ楽曲が演奏されるだろう。
A Russian Olympic flag will be raised too, not the country's national flag.
オリンピック旗も揚げられるが、国旗ではない。
The CAS is letting the Russian uniforms be white, red and blue — the colors of the country's flag — but they can’t have the word "Russia" on them.
裁判所はロシアのユニフォームを白、赤、青ー国旗の色にさせているが、Rossiaの文字を入れることはできない。
Russians were not allowed to wear their colors at the past two track world championships, and WADA wanted neutral uniforms at the Olympics.
ロシア選手は過去2年の国際競技では、その色のユニフォームの着用を許可してなかった。WADAはオリンピックでロシアと特定されない中立的なユニフォームを望んでいた。
WADA has also confirmed that some Russian athletes weren't allowed on the ROC team because they are under suspicion of doping based on what was in the database.
数名のロシア人選手はROCチームとして許可されなかった。なぜなら彼らはデータに基いてドーピングの疑いがあったから。
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