
老朽化したクッションフロアの上にフロアタイルをのせる
30年近くも頑張ってくれたクッションフロアさん、お役目ありがとう。と言っても、べりべりめくって剥がしてしてさようならはしませんよ。これからは下地として、末永くキッチンと洗面所を支えてくださいね。
長年使ったクッションフロアを何とかせな!と思いつつ。あれこれ考え、やっと床材が決定した。
入居時からのビルトイン、ガスレンジ交換とオーブンレンジ撤去の際に無垢材のフローリングにすることも考えた。
無垢材は最高!でも、見積もりが高すぎた!"(-""-)"こんな狭いのにこんなに高いの?人件費だよね。広くても狭くても人件費はさほど違わない。
安全な素材を使いたいので、環境に優しいコルクマットも考えたけど、冷蔵庫を乗せたらペッちゃんこになりそうだし。100%コルクはお高い。
そうしているうちに、クッションフロアがベタついてきた。どんな洗剤でごしごし拭いてもベタベタがとれない。もう限界(>_<)老朽化の合図ですね。
たどり着いたのが、置くだけのフロアタイルで、Pタイルとかビニール床タイルとも呼ばれているもの。本物のタイルではなく、表面に木目や石目などがプリントされていて、とってもリアル。裏側はゴムっぽいので置くだけでずれにくい使用。
身体に、小鳥に、安全、安心志向なので、接着剤は使いたくない。匂いも嫌だ。
SVC 対 SPC
一般的にPVC床材と呼ばれるフロアタイルなどは、PVC(ポリ塩化ビニル)は、薄くて、柔らかく扱いやすい。
しかし、気温の変化で伸縮を起こしやすく、収縮により隙間があいたり、膨張により床材同士が突き上がる場合がある。
SPC(Stone Plastic Composite)は、 ストーンパウダー(炭酸カルシウム)を配合した高耐久硬質素材。PVCと違って固く、熱に強く、床暖でもOK.
それで、このSPCのはめ込み式(クリック式)のサンプルを取り寄せた。
確かに良い! しかし私の力では、無理だと判明!カッターを使っても硬すぎる。素材が良くても、施工できなきゃ意味がない。
そこでPVCのサンプルを取り寄せた。
プリント柄もおしゃれで豊富。
匂いもほとんどなし。
ハサミでも切れる。
ただ、クッションフロアの上から重ねて施行するため、5㎜はどっしりしっかりしているのだが、厚すぎる。洗面所は枠や敷居から飛び出てしまう。残念だけど。。。。
Pタイル 対 フロアタイル
Pタイルは、塩化ビニル樹脂などを原料に、それを練り合わせて板状に薄く伸ばしてからタイル状に形を整えて作られる。
単層構造のPタイルは、 深い傷が付いたとしても床の色は同じです。 また、単層構造なので折り曲げるだけで簡単にカットできるという施工しやすさ。
フロアタイルは塩化ビニル樹脂などの基材と表面の透明な層の間に柄をプリントしたシートが挟まれている複層構造です。 そのため、デザインの種類が豊富で、間のシートの柄に合わせて表面を凹凸に加工することによってリアルな質感。
ただ、複層構造のフロアタイルは下の層に達するような深い傷が付いた時に、表面とは別の色が出てしまう。 折り曲げてから間のつながっている部分をカットしなければならない。
傷ついても目立たない、安い、1枚単位で買える。施行しやすい。これを取り寄せる。
ピンクもいいよね。
しかし、ハサミで切ってみるともろい。角をうまく切るのは難しそう。ボロボロくずれそう。それに匂う。
sungetu tajima の他の製品もやはり匂う。そして、厚さ2㎜以下は扱いやすいがもろい。
resta のオリジナルeuca 2.5㎜
たどり着いたのが、resta のオリジナルでeuca 決定!!!
まず、全く匂わない。不思議なほど。
ボンドは使わなくてもできそう。
ハサミで切れる。もちろんカッターでもOK。
冷蔵庫を動かさなきゃ。前にコマがあるから、回してコマを出して動かすと思ったら、単なる高さ調節だった。後ろにコマがあるので、前後にぐいぐい押したり引いたりば動く仕組みだった。
取説に書いといてよ。カスタマーサービスのチャットもイマイチ説明不足。マニュアルどおりでなく、お客の要望にわかりやすく答えてほしかったな。
取り合えず冷蔵庫と食器棚の裏からstart!
縦に切る時は、カッターで筋を入れて、パキンと割る。しかし横に切る場合は、エンボスの木の柄に沿って折れてしまう。直線にしたいのに。。。。
結局、ホームセンターで頑丈なはさみを購入した。。。が、横は長いので、結構疲れる。
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これから、夏に向かい、膨張するかもしれないから、様子見てまた修正するこになるかもしれないけど。取り合えず完成!
さらっとしてて、とっても気持ちいい。匂いがないのもいいね。取り寄せたサンプルは、未だにプンプン匂ってるから、eucaで大正解でした。
