今回は本題の仮定法に突入
その前に直説法を理解するとわかりやすいのでこちらをちらっと覗いてください。
仮定法と直説法の違いをしっかり理解せにゃ
『もし、今~だったら、~するのになぁ』
ってよく言うよね。現在の時点での願望。残念ながら報われない願望。
現実のことじゃないよ。たとえばの話だよ。と仮定している。
『~の場合は、~する』現実のこと。または現実に起こりえること。
この違いを動詞を使ってあらわしているのが仮定法と直説法。
使われる動詞(助動詞)の違いは?
今回は両方とも現時点のことを言っている場合だよ
違いは👇
*if節(ifを含む文)に
直説法は、現実のことだから、現在形が使われるけど、仮定法はひとつ前の時制すなわち過去形が使われる。
*従属節(ifを含まない文)の助動詞は、
直説法は現在形または未来形。
仮定法は過去形の助動詞 would,could,mightが使われる。
つまり仮定法に動詞の現在形、助動詞の未来形ははあり得ないってことだね。
例題1
If you are not busy, you can help me.
直説法:忙しくないなら、手伝ってよ。ー今、忙しそうには見えない状態。
If you were not busy,you could help me.
仮定法:もし忙しくないなら、手伝ってくれるのになぁ。ー今、忙しいそうだから、手伝ってはくれないだろうなぁ。
I wish you could help me.
wishを使った仮定法で、手伝ってあげられるとよかったのになぁ。すまないね。って気持ちをあらわすこともできるよ。!仮定法なのでwishの後の文は過去形にしてね。
例題2
If you give me ¥100, I will help you.
直説法:100円くれるなら手伝っちゃうよ。条件によりけりだよ。
If I had enough time, I could help you.
仮定法:今、時間が充分あるなら手伝えるのになぁ。ごめんよ。
I wish I had enough time.
wishを使った仮定法、充分な時間があればいいのになぁ。すまないね。って気持ちあらわしてみたよ。 !仮定法なのでwishの後の文は過去形にするんだよね。
まとめると
現在のこと言いたい時は、
仮定法は、if 節の動詞は過去形、従属節の助動詞も過去形。
直接法は、if 節の動詞は現在形、従属節の動詞も現在形、助動詞を使う場合は未来形。
次は仮定法だよ