ちっこい文鳥と出会った
COVID19 で自宅で引きこもりの最中、最愛の文鳥ゴマちゃんも失って、誰とも会わず、話さず、家にこもる生活。
これから先も、ひとりぽっちでお家にいる状態 が続くと思ったら、気が狂いそうになった。
厳密に言うと、online 英会話を毎日25分受けているので、英語では毎日会話をしていた。
しかし、在宅中の生徒が増えたため、予約が取りにくく、いつもの講師などまったく予約できず寂しかった。
ごまちゃんを最後のpetにしようと思っていたが、どこへも行けない生活を強いられるなら、せめておうちでは楽しく過ごしたい。
もう一度、文鳥生活 がしたい。
しかし、もう5月も中旬を過ぎてしまった。この時期には雛が生まれないのか産ませないのか。10月ごろまで待たなくてはならない。探しにさがしたが、里親募集もない。
それが偶然、少し遠いがホームセンター内のペットショップに文鳥ひな入荷の情報をネットで見つけた。
遠距離運転に慣れてないため、娘に同行を頼み、彼女が、途中のあるペットショップのパーキングでナビを設定している間に、私は、その店内にふらっと入ってしまった。
そこは、犬猫がメインだが、以前文鳥のひなを見たことがあった。じっとしていて元気のないひなだったけど。
私:『文鳥のひなはいないですよね?』
と店員さんに一応尋ねてみた。
まったく期待してなかったのに、
店員さん:『今朝、入荷しましたよ。見ますか?』
『ええええっ (@_@) 』
あまりにも小さくて眼も開いてない。もちろん羽毛もほどんどなくて、赤いお肉の破片みたいな雛がひとりでポツンといた。
となりのケースはインコちゃん。
小動物はこの2羽のみ。
なんてちっこい文鳥
店員さんでさえ、こんな小さな子は初めてだそうだ。
10日ほど待たなければならない。入荷したばかりで、しかもこんなにちっこい。
育つかどうか、わからないということだ。
何かあれば連絡すると言われた。
ずーっと文鳥は飼い続けてきたけど、ここまでちっこい子はうまく育てる自信がない。
プロに任せた方が安全
かならず育つと信じてたよ。
だから
早速、売約の紙を貼ってもらい、車で引き返した。もう、ナビを設定したペットショップには行く必要はない。
これがちっこい文鳥との出会いだった。
偶然にもごまちゃんと同じ白文鳥。
そのころは、メロディーとかハッピーとか 名前を考えていた。
娘はピンクはどう?って言った。ピンク色の丸裸だから。でも、すぐに羽が生えて白くなるからね。それにすでにちょっとだけ白い羽が生えてたよ。
かわいい羽がちょろっとね
希望が胸に。でもなぜか胸がざわついた。
2020.5.22 fri